今の刑務所の飯は臭くないらしいよ。
どーも、PlugOutです。
先日に非常にレアなお祭りへ参加してきまして今回はそのレポです。
一年に一回だけ、普段は一般人が立ち寄れないあの場所を見学できるチャンスがもらえるんですよ。
それがこちら!
「第48回府中刑務所文化祭」
これは2023/11/03に東京都府中市にある府中刑務所で行われました。
実は新型コロナの影響でここ数年はずっと開催を見送られてきたというこのお祭り。
つまりは2019年以来で4年ぶりの開催なんだそうですよ!
さてこのお祭りには、まず「一番目玉」といっても過言ではないイベントがあるんです。
それがこちら!
「施設見学ツアー」
施設見学ツアー……分かりますか、この意味が。
このツアーでは、なんと実際に使われている刑務所の内部を見学することができるんですよ。
過去に使われていた刑務所が博物館として展示されていることはありますが、現役の刑務所の展示は滅多にありませんよね。
そんなかなりレアな体験ができるというのが、この施設見学ツアーの醍醐味なんですわ。
ちなみにこの参加チケットは10時と12時の2回に分けて配布されました。
それぞれ配布枚数は1000枚ずつなので、全部で2000枚限定でしたね。
こちらが刑務所の入り口です。
先ほどのチケットを見せることで、この中へ入ることができるんです。
ただしカメラや食べ物の類は一切禁止で入場前に渡されるビニール袋に仕舞う必要がありました。
そういうわけで、中の様子を写真でお伝えすることができません。
……が、簡単に言うとツアーに参加して良かったですね。
この外界と隔離された空間で普段受刑者がどの様に過ごしているかを、知ろうと思っても受刑者や職員以外は知ることができないわけで。
身近なドラマや再現VTRではなく、こうやって自分の目で中の構造を観ることができるのは大変貴重なことだと思いますね。
自分の目で確認することこそ、何事にもリアリティを産むのだ。
まるでこれじゃ岸辺露伴みたいなセリフだな
さてさて、このお祭りには内部見学ツアー以外にも魅力的なものがありますよ。
続いてご紹介するのが、この府中刑務所だけで食べられると言う、知る人ぞ知るカレーライスです。
「プリズンカレー」
職員食堂「レストランベル」で提供されるカレーライスで、このお祭りでは毎回大人気の一品なんだそうです。
ちなみに例年は他にもメニューがあるみたいなんですが、今年の職員食堂での提供はこの一品のみだそうな。
ご対面!
割と見た目的にはよくあるカレーライスですかね。
特に構成としては麦飯を使用するなど、まさに刑務所をテーマにした作りになっているそうな。
そしてこれが大変美味しいそうで、毎年人気の一品なんだそうですよ!
スプーンで掬ったところの図。
結構大きめでゴロッとした具材が印象的ですね。
それでは早速、頂きます!!!
ンッ、コレは!!!
とにかく非常に家庭的でベーシックなカレーライスの味わい……と思いきや。
正直言うと何が隠し味なのか見当がつかないんですが、全体的なテイストとして不思議なマイルドさを纏う形に仕上がっていましたね。
とにかく凄く優しい味わいで、なんだか「実家のカレーライス」という言葉がしっくりくるんです。
これはめっちゃ美味しいのに模倣できる気がしないという、そんな面白いカレーライスですわ。
そしておそらく職員食堂なので一般の人は年に一回しか食べられないカレーライスとは……これもまた貴重な経験でしたね(笑)
美味しかったです、ご馳走様でした!
お祭りでは他にもいろいろな出店や、ちびっ子向けの写真撮影ブースなどがありました。
また中央のステージでは、職員の方によるバンド演奏なども行われていましたよ!
かなり想像以上に沢山の人が来て、それぞれ楽しんでいる様でしたね。
ようやく新型コロナの制限もなくなって、みんな元のお祭りを取り戻したんだなぁ。
以上、レポでした。