前回の記事はこちらからどうぞ。
前回の記事でも触れましたが、観光の2日目後半は九份へと向かいました。
九份は台湾の北部にある、山あいの町です。
台北からは離れているので、向かう場合は基本的にバスを利用することになります。
ここはかつて、金の採掘によりゴールドラッシュに湧いた町だった様ですが、それも終わりを迎え、町は衰退して行ったようです。
しかしその後、町のレトロな雰囲気が観光ブームを呼び、今や人気の観光地となっています。
また日本ではスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルという噂が流れ、一気に知られることになりました。
ちなみにその噂自体は、スタジオジブリと宮崎駿監督によって否定されているようですが……(白目)
九份に到着すると、生憎の雨でした。
傘を持った観光客でごった返すという状況で、なかなかカオスでしたね。
しかし30分ほどすると、雨も完全に止みました。
やはり山の天気は変わりやすいのかなあ。
町の至る所に吊り下げられた提灯が印象的な風景。
地面が傾斜になっており、町の中は基本的に階段を使って移動する必要があります。
この建物が、千と千尋の神隠しに出てきた建物に似ていると噂になった「阿妹茶樓」というお茶屋さん。
確かに噂になるくらいには、雰囲気が似ている気がする。
「阿妹茶樓」でお茶を注文し、美味しく頂きました。
台湾のお茶は日本のお茶とは味が違うものの、どこかホッとする味わいがあって良いですね。
お茶菓子も非常に美味しかったです。
隣の高い建物にあるお茶屋さんから「阿妹茶樓」の周辺を撮影。
聞いた話によれば、この景色は夜の方が映えるんだそうだ。
こちらでもお茶を頂く。
先ほどのお茶とは違うものの、やはり美味しいです。
1人前にしてはちょっとお茶の量が多いのが、日本とは違う所だなぁとは感じましたね。
そうそう……店員さんに「テラス席で風景を撮っても良いですか?」と聞くと、にっこり笑顔でOKしてくれたのが印象的でした。
台湾の方はみんな、観光客に対してとても親切なのが素晴らしいです。
夜の風景。
確かに昼とは違った味がある気がします。
お茶屋さんを出て、下から見上げるアングルでパシャり。
なかなかレトロな雰囲気が出ていて素晴らしいな。
写真を沢山撮影した後は、帰りのバスまでいろんなお土産さんを覗いて過ごしました。
結構「千と千尋の神隠し」グッズ(恐らく公式ではない)が売られていたりして面白かったです(笑)
写真を撮るのが好きな人なら、台湾に来たら是非とも寄って欲しい町だと思いますね。
帰り際に、アイスキャンディー屋の前で猫を発見。
人に慣れているのか、怯える様子はほぼありませんでした。
猫がいる町は良い町だ(謎理論)
この後は再び台北へ戻り、夜店へと向かいました。