前回までのDubai(ドバイ)編から変わり、今回からAbū Dhabī(アブダビ)編をお届けします。
とは言えドバイのときも宿泊自体はずっとアブダビだったので、このタイトルは少し変な感じもしますけどね(笑)
それではアブダビ観光の日程をご紹介しますね。
……とは言っても今回は1日しかありません。
まずは観光のスケジュールからご紹介します。
観光当日
- アブダビ国際空港
-
Sheikh Zayed Grand Mosque(シェイク・ザイード・グランド・モスク)
- Emirates Palace(エミレーツ・パレス)
- Louvre Abu Dhabi(ルーブル・アブダビ)
- アブダビ国際空港 → 成田国際空港
またアブダビはメトロや路面電車が無くあまり交通の便が良く無いので、基本はバスとタクシーの併用がオススメです。
まずはバスの時間やルートを調べて、候補の中でぴったりのバスが見つからなければタクシーに切り替えるイメージですね。
ちなみに僕が重宝したのはドバイでも使用したUber(ウーバー)です。
予めアプリで乗車位置と降車位置を入力すれば目安の料金が確認できる上に、文字で運転手とチャットのやり取りができるので便利ですよ!
バスに乗るにはこちらの「hafailat(ハフィラット)」と言うICカードが必要です。
こちらにお金をチャージしておいて料金を支払うイメージですよ!
ちなみにバスの料金の支払いは現金不可なので、くれぐれも注意しましょう。
ここはアブダビ空港では到着ロビーのバス乗り場の近くの売り場です。
ここでカードを購入して、ある程度の料金をチャージしておくと良いでしょう。
ただし購入時に最低限のカードへの料金チャージがあるので、その分を考慮しての追加チャージが良いと思いますよ。
実は街中にあまりチャージできる場所が無いので、この辺はなかなか悩ましいところなんですよね。
僕は予め必要な料金分だけをチャージして、万が一足りなくなってチャージできなければ諦めてタクシーを呼ぶスタンスにしました。
それでは最初の目的地へ向かうために、早速バスに乗りたいと思います。
バスの上部には番号が表示されているので、乗るべくバスを間違えない様に注意しましょう。
ちなみにバスの中には先ほどのハフィラットカードをタッチする場所があるので、くれぐれもタッチ漏れには注意しましょう。
また女性専用エリアや家族専用エリアが設定されている場合があるので、その辺りも注意が必要ですよ。
さてバスに揺られて20分程度で、最初の目的地の近くへ到着です。
「Sheikh Zayed Grand Mosque(シェイク・ザイード・グランド・モスク)」
あの遠くに見える建物がそうなんですが、バス停の場所は流石に遠いですね(笑)
ここは世界最大のペルシア絨毯が置かれたことで有名で、何と世界で6番目に大きなモスクだそうですよ!
ちなみに入場は無料ですが、事前に公式サイトからの予約が必要なのでご注意を。
それでは、これからもっと近くへと向かいます。
実はそのまま建物を目指すのではなく、手前にこの様なドーム型の入り口があります。
まずはここから中へと入りましょう。
ちなみにこの時点ではまだ予約の情報は必要ありませんよ。
入り口から中へ入ると、エスカレーターで地下へと降ります。
実はこのエリアはショッピングモールになっていて、モスクを見に訪れた観光客が気軽にお土産を買ったり食事ができる場所になっているんですよ!
さてエスカレーターを降りたら、案内に従ってモスクの方へと向かいます。
モスクの入場ゲート前には警備員が立っており、主に不審者の有無や入場しようとしている人の服装をチェックしています。
もちろんモスクはイスラム教徒にとって神聖な場所なので、くれぐれも服装には注意が必要です。
またモスク内でやってはいけない禁止行為もいくつかあるので、そちらも合わせて事前に把握しておきましょう。
もし警備員に服装が相応しくないと判定された場合には入場させてもらえませんよ。
本当にどうしようもない場合の最終手段としては、先ほどのショッピングモールで何らかの服を買うことができますが……(白目)
ちなみに幾つかのサイトでは女性の為にabāya(アバヤ)の貸し出しがあると書かれていましたが、新型コロナが問題になった後の現在は用意されていないみたいでしたよ。
そして警備員のチェックを無事にスルーできた後は、ようやく予約のチェックと空港の保安検査場と同じ様な機械を使った手荷物のチェックがあります。
この手荷物チェックで先の尖った危険物や相応しくないものが見つかった場合には、すぐ近くにある無料のクロークを利用する様に促されるんです。
ちなみに僕は幾何学模様の小物がチェックで引っかかりましたが、それの何がダメだったのかは教えて貰えず謎のままでした。
そんなこんなでようやくモスクへ入場です。
これがモスクの正面ですが……確かに世界で6番目の大きさと言われると納得の迫力です。
事前の調べで色々なガイドブックに「アブダビへ来たらシェイク・ザイード・グランド・モスクだけは行くべし」と書かれているのを確認していたんですが、確かにその理由が分かるほどにインパクトがあるんですよね。
それではここから中へ入ってみます。
中に入るとこの様に一面が大理石で作られた中庭を見ることができます。
この白を基調とした素晴らしい光景は一見の価値ありですよ!
ちなみにこの中庭には入ることができないので注意しましょう。
(ポールが立っていて警備員さんが侵入しない様に見張っています)
こちらは中庭の周りを囲む通路の様子です。
とにかくどの場所を撮影しても絵になるのが素晴らしいと感じましたね。
ちなみに至る所に入って良いエリアと悪いエリア、そして撮影可能なエリアと撮影不可のエリアの案内があるので、しっかりとそれに従う様にしましょう。
こちらが冒頭で少し説明した「世界最大のペルシア絨毯」です。
何とこちらは1200人の職人が2年もの歳月をかけて手織りで仕上げた絨毯だというから驚きですね!
まさにこの壮大なスケールには見事としか言い様がありません。
このモスクの中を一通り見て回るのに、僕はざっと1時間30分ほどかかりました。
ただ一部で観光客が混雑していた箇所があったので、それがなければもう少しスムーズに見て回れたのかもしれません。
更に英語などでの解説ツアーなども決まった時間に開催されていたので、もしそれに参加するのであればもう少し時間が必要かもしれませんね。
まさに前情報通りに「一生に一見の価値あり」なモスクでした!
さてモスクの見学の後は、先ほどのショッピングモールのところでご飯を食べました。
実はこちらもDubai Mall(ドバイモール)と同じで、割とご当地のお店が少ないです。
ただ僕は事前のリサーチで、一件だけ「伝統的な料理を提供するレストラン」に目星をつけていたんですよ。
それがこちらの「AL KHAYMA HERITAGE RESTAURANT(アル・カイマ・ヘリテージ・レストラン)」です。
ここでは伝統的なアラビア料理を提供するレストランです。
僕的にはまさにこのタイプのレストランを期待していたんですよね!
ちなみにお邪魔したのは11時頃だったため、他に客も無くかなりスムーズに入店することができました!
実は団体客の案内人らしき人がお店の人と打ち合わせをしている様子が見えたので、もしかしたらツアーなどでもよく利用されるお店なのかもしれませんね。
席に着くとテーブル上のメニューをパラパラと捲りましたが……実は載っている伝統的な料理が食べたことないものばかりだったので選ぶのに苦戦しましたね。
それなりに悩んだ末、ようやく注文する料理を決めましたよ。
それがこちら!!!
「Makboos(マクブース)」
こちらは中東やアラブの国々でよく食べられているスパイシーな米料理です。
つまりはここアブダビだけの料理では無いですが、どうやら国や地域によって味付けや調理方法に特色があるみたいですよ!
また写真を見て感じたかもしれませんが……実は1人前のイメージで頼んだつもりが明らかに2〜3人前位の量でした(白目)
(本当に良かった、調子に乗って沢山の料理を頼まなくて)
こちらはスプーンで掬ったところですが、お米が日本米とは違って細長いですね。
また独特の不思議なスパイシーな香りがとても香ばしく、ひたすらに食欲を唆ってくるのが分かりましたよ(笑)
さてさて、それでは気になる味の方ですが……どうやらピラフとチャーハンの間の様な感じで、かつ様々なスパイスが口の中でブワッと弾けるのがとても心地良いですね。
そして仄かに辛いですが、これはよく知っている唐辛子の辛さでは無いですよ!
※ 辛さの感じ方には個人差があります。
段々と食べるにつれて湧き上がってくる汗……けれどもそれが気にならないほどに夢中になれる面白いテイストで僕は結構好きな味でした。
ちなみに有名なスパイシーな米料理と言えばビリヤニがありますが、あれとは似て非なる感じだったのが面白かったです。
何だか強いクセがありそうな見た目ですが、むしろ海外の料理に慣れていれば食べやすいタイプの料理と思いましたね。
ちなみにマクブースには、こちらのソースが付いてきました。
左がヨーグルト風味のソースで、右が少し辛くて酸味のあるトマト風味のソースです。
これらで味変をしながら食べることによって、あの沢山のボリュームでも全く飽きずに食べることができましたよ!
……もしかしたら見かねてのサービスだったのかもしれません(白目)
結局は凄まじくお腹が膨れながらも、最後まで完食しましたとさ。
美味しかったです、ご馳走様でした!!!
この後は少しショッピングモールでお土産を見た後、次なる目的地へと向かうのでした。
「アラブ首長国連邦〜Abū Dhabī(アブダビ)編2」へ続きます。