DIGITAL COFFEE-デジタルコーヒー

コーヒー飲みたい系SE(システムエンジニア)による、どうでもいいことを呟くどうでもいいブログ

ホッと旅行記【ギリシャ〜Αθήνα(アテネ)編4】

どーも、PlugOutです。

前回に引き続きギリシャ・Αθήνα(アテネの滞在記です。

plugout.hatenablog.com

今回は2日目の途中から、更にアテネにある沢山の観光名所を周った様子をお届けしますよ!

 

 

先ほどの古代アゴを1時間半ほどかけて一通り周った後は、ちょっと遠くのある場所へと足を移動します。

実はアテネの観光地は比較的に徒歩の範囲で固まってくれているので周りやすいのですが、その目的の場所だけは悲しいことに遠く離れているんですよね。

そのためガイドブック等では専用の日を設けて行くことがオススメされているんです。

しかし僕にはそんな時間は無いということで、 なんとか電車を駆使して同日中に無理矢理向かうことにしました(笑)

まずは電車に乗るためにやってきたのがこちら。

 

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Πλατεία Μοναστηρακίου(モナスティラキ広場)

4travel.jp

ここはかなり交通的に便利なので、王道的に観光の拠点として利用されることも多い広場です。

比較的に人の多いエリアで、所々に露店などが出ていて賑わっていました。

ちなみにこの広場の近くにはΟμόνοια(オモニア)という地区があるのですが、そのエリア周辺は治安的に要注意かもしれません。

(多くの安いホテルがこのエリアで見つかりますが……)

ただ多くのガイドマップで言われているほど、そこまで酷くは無かったです。

 

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さて、こちらの券売機でチケットを購入します。

空港からのバスの場合は窓口でしか買えませんでしたが、鉄道の場合は大丈夫です。

 

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今回はこちらの90minutes (90分)を購入しました。

このチケットは90分間以内であればどれだけ乗り継いでもOKです。

実はこれよりも安いチケットが無いので、どれだけ近くへの移動でもこれを購入するのことになりますよ。

 

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さて、こちらはアテネ地下鉄のプラットフォームです。

電車の到着をドキドキしながら待ちます。

 

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向こうから電車がやってきました。

何だか塗装を伴った電車のデザインが凄まじいのは気のせいでは無いはず?

 

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うーん、割と外見以外は比較的普通でしょうか(笑)

どうもスプレーアートのデザインが少し不穏な気がしますが。

とりあえず扉が開いたら電車へ乗り込みますよ!

ちなみにこの地下鉄にも旅行者を狙ったスリの注意喚起が出ているので、くれぐれも荷物を盗られない様に注意しましょう。

割とどこでもそうですが、大切なのは平和ボケは厳禁ということですね。

 

ちなみに目的地近くのBiktṓria(ビクトリア)と言う駅で下車しました。

ここで少し足が疲れたので、道中の気になるカフェへ立ち寄ることにしましたよ。

 

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Mikel Coffee(ミケル・コーヒー)

mikelcoffee.com

こちらはおじさんがトレードマークコーヒーハウスチェーンです。

2008年にギリシャΛάρισα(ラリッサ)で立ち上げられた後、実は凄まじいスピードでギリシャ中に展開しているお店です。

更に現在はギリシャ以外にも世界進出もしている様ですので、そのうち日本にもやってくるかもしれませんね(笑)

ちなみに写真を見て分かる通り、何だかとてもカップがオシャレです。

 

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ちなみにカップの中身はこんな感じです。

割と全体的に甘めでしたが、これは非常に飲みやすく美味しいコーヒーでしたよ!

割とこのミケルコーヒーは割とあちこちで見かけましたし、それ故にかなり地元の人達も試飲している様子でした。

そのため、ここはギリシャに来たら寄って損は無いと思いますよ!

 

 

さてコーヒーを飲んで休憩した後は、いよいよ念願の目的地へと一直線です。

頑張って訪れたかった場所、それがこちら!!!

 

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Εθνικό Αρχαιολογικό Μουσείο(アテネ国立考古学博物館

www.namuseum.gr

ここにはギリシャ中の様々な古代遺跡から集められた貴重な物が展示されているんですよ!

そしてその貴重な展示物の中に、実は僕のお目当ての物が含まれているんですね(笑)

いよいよ本物と対面できると思い、ドキドキしながらの入場でした。

ここからは展示物のいくつかをピックアップしてご紹介していきますね。

 

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こちらはデスマスクです。

ja.wikipedia.org

これらは遠い昔に作られた金でできた葬儀用の仮面なんですよ!

中でも真ん中上がΠροσωπείο του Αγαμέμνονα (アガメムノンのマスク)として有名なデスマスクです。

el.wikipedia.org

よくこの博物館の目玉として登場するので、もしかしたらここへ来たことが無い方も目にしたことがあるかもしれませんね。

 

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続いてこちらはΠοσειδώνας του Αρτεμισίου(アルテミッションのブロンズ像)です。

el.wikipedia.org

こちらは1926年にギリシャの海中で発見された有名なブロンズ像です。

このモデルはゼウスあるいはポセイドンと考えられているそうですが、どちらなのかが分かっていないそうです。

ちなみにこの像の近くで同じポーズを取るととても怒られるそうなので注意しましょう。

(観光客が面白がって同じポーズで写真を撮影する風景が目に浮かぶなぁ)

 

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かなり沢山の貴重なものを見た後で、ようやく念願の展示物が見えてきました。

さぁ……いよいよ念願のご対面!!!

 

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それがこのΜηχανισμός των Αντικυθήρων(アンティキティラ島の機械)です。

ja.wikipedia.org

そう……これこそが僕が是非とも実物を拝みたかった展示品なんですよ!

こちらはギリシャΑντιόχεια(アンティキティラ)島近くの海中で見つかった歯車仕掛けの機械紀元前200年~紀元前60年頃に古代ギリシャで製造された物と考えられているそうです。

そして何が凄いかと言うと……実は欠けていたパーツを補完しながら全体を再現した所、何と天動説に基づいて天体の位置を計算する機械式コンピューターだと判明したんです。

まさかそんな大昔に精密機械が作られていたとは考えにくく、度々古代のオーパーツと呼ばれてテレビでも取り上げられることが多いんですよ!

信じるか信じないかは、あなた次第です。

そんなアンティキティラ島の機械の本物と対面できるなんて感激だなぁ!!!

 

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ちなみにこの様に透明なケースのおかげで360度好きな角度で鑑賞することが可能です。

割と正面からの写真は多いですが、この角度からの写真はなかなかレアなのでは!?

 

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ちなみにすぐ近くのパネルには、先ほど触れた欠けていたパーツを補完しながら全体を再現した物が展示してありました。

これほどまでに精密な機械を作る技術が古代文明に存在したなんて、これはまさしくロマンと言って良いと思いますね。

いやー……とにかく大感激でした。

繰り返しになりますが、ここは観光ルートとしては少しアクセスが悪いですが、やはりこの機械に興味があるのであれば来て損は無いと思いますよ!!!

 

さて……実はアンティキティラ島の機械に感動するあまり、少し時間が押してしまいまして(笑)

急いで先ほどのビクトリア駅に戻り、電車に乗って最後の観光地へと向かいました。

 

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Κεραμικός(ケラミコス)

ja.wikipedia.org

こちらは古代に陶工が多く住む地域で、あの英語のセラミック (ceramic) と言う単語の語源となっているそうです。

ただし案の定と言うか……残念ながら時間切れで中へは入場できず(白目)

 

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仕方が無いので、塀の外からチラリと中の様子を覗いて終わりました。

どうやら1日で観光するプランとしては、やはり詰め過ぎた様ですね(白目)

ちなみに写真を見てまだ明るいと思うかもしれませんが、これはギリシャは日本と比べて日没が少し遅いからですよ!

 

時間も遅くなってきたので、そろそろ夜ご飯を食べに向かいます。

事前に調べておいた良さそうなレストランがこちら!!!

 

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Εστιατόριο Παλιό Τετράδιο(レストラン・パリオ・テトラディオ)

paliotetradio-restaurant.com

こちらはカジュアルなレストランです。

何と言っても多彩なギリシャ料理リーズナブルな価格で食べられることで、かなり有名かつ人気のお店なんですよ!

ちなみにカジュアル過ぎて、実は初見でスルーしそうになったのはここだけの話です(笑)

 

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とりあえずレストランなので、まずはドリンクを注文します。

こちらはギリシャのビールであるΜΑΜΟΣ(マモス)を選びました。

www.mamos.gr

飲むとかなりすっきりとした味わいで、全体的に飲みごたえよりも爽快さに重みのある作りになっていると感じましたね。

これは僕的には結構好きな味です(笑)

ちなみにグラスの方にはMythos(ミトス)と書いてありますが、こちらは以前にご紹介した別のギリシャのビールですね!

さてさて、ここからは印象に残った料理をご紹介します。

 

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まずこちらはΧωριάτικη σαλάτα(グリーク・サラダ)です。

ja.wikipedia.org

やはりギリシャのレストランでこれは定番ですね!

このブロック状のチーズが上に載る構造は同じですが、それ以外の具材はお店によって結構違うのが面白い所です。

そしてギリシャに滞在していると、何だかんだでこのチーズがクセになってしまうんですよ(笑)

 

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続いてこちらはΝτολμάδες(ドルマデス)です。

ja.wikipedia.org

お米や野菜などを具としてブドウの葉で包んだ料理です。

名前は違うもののギリシャだけではなくアジアからアフリカまで広く分布する料理なので、食べたことがある方も多いかもしれません。

それなりにブドウの葉は程良い硬さがありますが、割と大葉で餃子の具材を巻いた感じに近いでしょうか(笑)

やはり見た目だと想像しにくいと思いますが、とても食べやすくて美味しかったですよ!

 

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最後にこちらはΜουσακάς(ムサカ)です。

ja.wikipedia.org

こちらはΣαντορίνη(サントリーニ)でも食べた料理ですが、前のは陶器に入ったグラタンの様な形式だったのに対してこちらはパイの様な形をしていました。

ちなみにガイドブックなどで紹介されるムサカはこちらの方が多いです。

さて味の方はと言うと素晴らしいこんがりな焼き加減で、とにかく中身が熱々ホクホクで美味しかったです。

特にジャガイモが食べ応えがある上に極上のソースとしっかり絡むのが良い所で、僕的にはかなり好きでしたよ。

そんなこんなで、お腹いっぱいになるまで魅力的な料理を堪能させて頂きましたとさ。

どれも美味しかったです、ご馳走様でした!!!

 

この後はすぐ近くのホテルへ向かって終了です。

この2日前はかなり充実した一日でした(笑)

次回は午前中で更に観光地を回りつつ、次の目的地であるまでの移動過程をご紹介していきますよ!

ギリシャ〜Αθήνα(アテネ)編5へ続きます。

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