一言に中華料理と言っても種類があります。
どーも、PlugOutです。
今回は香港で店舗を展開する、人気のスパイスヌードルのお店をご紹介します。
日本でも2022年に上陸した、本格派の一品を提供するお店なんですよ!
それがこちら!
「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」
日本では2023年5月の時点で東京都の新宿・吉祥寺・恵比寿の3店舗を展開しています。
実は日本でオープンしたのはかなり前から知っていて、ずっと食べに行きたかったんですよね(笑)
きっと香港流のヌードルというのは、日本のラーメンとはかなり味付けが違うはず!
果たしてどんなスパイスヌードルが待っているんでしょうか?
楽しみです!
「香港鴛鴦茶(ほんこんえんおうちゃ)」
本命のスパイスヌードルの前に、まずは一緒に頼んだドリンクが登場です。
こちらは紅茶とコーヒーを1:1で混ぜ合わせた香港の定番のお茶なんだそうですよ。
(以前に香港に旅行に行ったときに飲まなかったのを後悔……)
早速飲んでみると、かなり飲みやすい黒糖のミルクティーの様な味わいに感じられました。
全体的にほんのり甘めなので、これから来るかもしれない辛さの洗礼に向けて(?)この時点では飲むのはちょっとだけにしておきました(笑)
「香麻辛辣米線(ヒョンマーサンラーミーシェン)」
こちらを注文するときには「スープ」「辛さ」「具材」を選びます。
今回のスープには定番そうな「麻辣(マーラー)」を選択、また辛さも基本である「5 小辣」を選びました。
そして「具材」は必ず一つは選ばないといけないのですが、今回は思い切って「ニラ」と「もやし」の2つを選択しましたよ!
麺を掴んだところの図。
こちらは「米線(ミーシェン)」という麺なのですが、漢字から分かる通り米を原料として作られているんです。
割と掴んだ感じはモチモチっとしていて、なんだか太めのビーフンの様な感じですかね。
さてさて、肝心の気になる味の方ですが……。
まずは口に入れた瞬間は少し薄めの味付けかと思いきや……あー、何たるスパイスの奥深さよ!!!
確実に日本のラーメンにはない味付けで、独特の香辛料によるしびれと辛さがヒシヒシと感じられますね。
今回は小辣なので確かに程よく辛いという感じなんですが、日本の一般的な辛さとはちょっとベクトルが違うんですよ。
日本の食材で例えるなら、山椒系の痺れる辛さというのがしっくり来るんじゃないですかね?
一般的に辛い料理が得意な方や苦手な方はいると思うんですが、普段辛い物が得意だからと言ってこれも得意かと言われると難しい様な感じかな。
※ 辛さの感じ方には個人差があります。
そして「米線(ミーシェン)」も先ほども触れた通り、モチモチした独特の食感になっていて、これがまたスープとしっかり馴染んで良い感じの調和具合なんですね。
更にそこへ具材の「ニラ」と「もやし」も良い感じで絡み、全体としてもかなり良い仕上がりになっていましたよ!
これは香港で人気と言われたら、確かに結構納得できる一品だなぁ。
ただ一方で、どこまで日本でもウケるのかとても気になるところでもあります。
「湖南土匪雞翼(トーフェイチキン)」
メインの「香麻辛辣米線(ヒョンマーサンラーミーシェン)」の提供後に、一緒に頼んだこのサイドメニューも登場です。
この「土匪(トーフェイ)」というのは中国の湖南料理の一種である「土匪(トーフェイ)料理」を表します。
このお店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」を代表する料理だそうで、お店のメニュー上でも「必試」と書かれていました。
こちらも独特のスパイスで味付けされた、骨付きのチキンの様です。
さてさて、兎にも角にも齧り付いてみると……。
これはめっちゃ香ばしい、まさに絶妙な塩加減とスパイスのバランスが心地良いチキンですね!
先ほどの「香麻辛辣米線(ヒョンマーサンラーミーシェン)」の痺れる辛さと同様に、普段とベクトルの違う辛さを秘めたスパイスの味わいが響くのなんの!
これはビールがめっちゃ欲しくなる……というか、これだけでビールが飲める最高のおつまみじゃないですか!
正直言ってめっちゃ美味しいので、これだけのためにこのお店に来る価値があると思いました(笑)
なんだかんだで気がつけば全部完食です。
食べ終わってみると全体的にかなり満足で、なんだか無性に香港に行きたくなりましたよ(笑)
美味しかったです、ご馳走様でした!
……と、いうワケで。
気になった方は是非、機会があればチェックしてみてくださいね。
ではでは!